新種のおやつ? [物語(豊臣秀吉)]
※初めに、注意事項をお読みください。
※このネタは、友人からいただきました。
※この物語は、すべて作者の妄想でできております。
※この物語は、公式の物語と一切関係ありません。
※キャラの性格が、公式のイケメン戦国やあなたの妄想と違う場合があります。そういうのは受け付けないわ!という方は、このまま、回れ右をしてお帰りいただき、このブログのことを一切お忘れいただきますよう、お願いします。
以上のことがお守りいただける方のみ、この先にお進みください…。
これは、ケイがこの世界に来て間がない、ある、雨が長く続いた昼下がり。
斥候から帰ってきたケイは、光秀に報告を済ませると、まっすぐに三成の部屋に向かった。
戸棚を開けて、いつものように三成が用意してくれたお饅頭を出す。…が、そのお饅頭は、緑色のふさふさに覆われている…。
(……なんだろう、この、緑色のふさふさ…。新しいタイプのお饅頭かな?)
そーっと、緑のふさふさに触ろうとした時、背後から手が出てきて止められた。慌てて振り返ると、秀吉が見慣れた饅頭屋の包みを持って立っていた。
「………間に合ったか…。ケイ、そんなもの食べたら腹を壊すから、こっちによこせ。全く、三成め…。この時期はカビが生えやすいから、帰って来る日に用意してやれってあれほど言ったのに…」
「カビ…ですニャ? これ、カビっていうんですニャ?」
「そうだ。それを食べると、腹を壊して、ひどいときには死んでしまうことがあるんだ。こういう、長く雨が続くときとかに生えやすいから、気を付けるんだぞ。あ、饅頭買って来たから、一緒に食べような。今、茶を入れるから待ってろよ」
「はいニャ! 秀吉さん」
にこっと微笑んで、秀吉の入れたお茶でまったりと、おやつ時間を堪能したケイであった。
◇◇◇
本日のケイの日記
「今日、戸棚に入っていたお饅頭に、緑色のふさふさがいっぱい生えていた。秀吉さんに聞いたら、『カビ』っていうものだった。チーズについている白いカビ以外にも、緑色のカビもあることを初めて知った。すごい日だった」
(終わり)
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これは、ケイがこの世界に来て間がない、ある、雨が長く続いた昼下がり。
斥候から帰ってきたケイは、光秀に報告を済ませると、まっすぐに三成の部屋に向かった。
戸棚を開けて、いつものように三成が用意してくれたお饅頭を出す。…が、そのお饅頭は、緑色のふさふさに覆われている…。
(……なんだろう、この、緑色のふさふさ…。新しいタイプのお饅頭かな?)
そーっと、緑のふさふさに触ろうとした時、背後から手が出てきて止められた。慌てて振り返ると、秀吉が見慣れた饅頭屋の包みを持って立っていた。
「………間に合ったか…。ケイ、そんなもの食べたら腹を壊すから、こっちによこせ。全く、三成め…。この時期はカビが生えやすいから、帰って来る日に用意してやれってあれほど言ったのに…」
「カビ…ですニャ? これ、カビっていうんですニャ?」
「そうだ。それを食べると、腹を壊して、ひどいときには死んでしまうことがあるんだ。こういう、長く雨が続くときとかに生えやすいから、気を付けるんだぞ。あ、饅頭買って来たから、一緒に食べような。今、茶を入れるから待ってろよ」
「はいニャ! 秀吉さん」
にこっと微笑んで、秀吉の入れたお茶でまったりと、おやつ時間を堪能したケイであった。
◇◇◇
本日のケイの日記
「今日、戸棚に入っていたお饅頭に、緑色のふさふさがいっぱい生えていた。秀吉さんに聞いたら、『カビ』っていうものだった。チーズについている白いカビ以外にも、緑色のカビもあることを初めて知った。すごい日だった」
(終わり)
タグ:カビ
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